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直近の決算発表予定

2010年11月10日水曜日

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

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トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

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2010年11月10日(水曜日)

<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
旭硝子(5201)   コール67回
行使価格    1050円
満期日          2011年03月09日
1ワラント当り原資産数  0.1
eワラント販売価格    9.86
実効ギアリング      8.10
前営業日の株価      885円 +21円
前営業日のHV(20日)  31.03
投資スタンス:短期(1週間程度) 


 同社は11月5日、今10.12期3Q累計決算を発表。営業利益が前年同期比4.3倍の1698億円
と大幅増益で着地。通期予想を2000億円→2150億円(前年同期比2.5倍)と引き上げた。
期初計画1600億円から3度目の増額修正で、修正後予想に対する進ちょく率は79.0%と
なっている。

 クレディ・スイスでは、通期業績の上方修正はポジティブサプライズと言及。投資判
断を「Neutral」→「OUTPERFORM」、目標株価を740円→1000円と引き上げた。

 10月29日につけた年初来安値(764円)から5日続伸と反転する間、5日、25日、75日
移動平均線を次々と突破。8月以降のレンジの上限である900円が目前に迫っている。
ファンダメンタルズの改善とレーティング引き上げでモメンタムは一段と加速すると判断。
コールで臨みたい。


<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
    P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
-------------------------------------------------------------------------
10/29 ファナック<6954> 5.39 6.33 4.92 6.33   +17.4%
コール67回  11690  12110  11540  12050 (買い) +3.0%

10/28 カブコム<8703> 4.57 5.49 4.51 4.78   +4.5%
プット13回  298   298  267  286  (売り) -4.0%

10/27 ソニー<6758> 2.69 2.83 1.73 1.89   -29.7%
コール175回 2760  2783  2610  2651 (買い) -3.9%

10/26 トヨタ<7203> 4.37 4.84 4.08 4.68   +7.1%
プット122回 2872  2925  2800  2812 (売り) -2.0%

10/25 ホンダ<7267> 9.51 9.78 8.65 8.99   -5.4%
プット99回 2905  2965  2880  2937 (売り) +1.1%

10/22 カブコム<8703> 0.71 0.82 0.30 0.30   -57.7%
コール39回 321 331 281 281 (買い) -12.4%


*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと

「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。


<きょうの見通し>

 東京市場は大幅続伸へ。米株市場の下げは利益確定要因になろうが、ドル円相場の円
安への動きを背景に主力の国際優良株が買われそうだ。中国による外貨管理強化策を発
表後の中国市場に動向などもポイントか。
 続落ならば当然の一服となるだろうが、日経平均が9月高値以降のレンジの上限まで
あっさりと上昇した背景を考慮すると、目立った材料なくとも一段高となる展開なども
想定しなければいけない局面だ。週末にSQがあることで、1万円に近づくにつれて先物
主導でショートカバーが続く可能性はある。予想レンジは9900円−9700円。5日移動平
均線の強い上昇が続いており、週末あたりまでの一段高につながるか。
 物色は新興国関連で先駆した銘柄などには過熱感がでてきており、新値更新のソフト
バンクや自己株消却のNTT、直近の戻り高値を更新したNTTドコモなどの通信株に注目し
たい。

 9日のダウ平均は60.09ドル安と続落。NASDAQは17.07ポイント安、S&P500も9.85ポイ
ント下落して取引を終えた。CMEが銀先物の証拠金価格(マージン)を11月10日の取引
終了後から引き上げると発表をきっかけに、他の商品へ波及するとの観測が浮上。NY金
先物の史上最高値更新を背景に堅調に推移していた素材セクターが指数を押し下げ、ダ
ウ平均は一時103.65ドル安まで下落する場面があった。
 業種別では特に金融セクターは2.2%安と目立ったほか、個別ではバンク・オブ・ア
メリカは2.6%安、天然ガス企業を買収合意したシェブロンは1.5%安。
 ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ55円高の9745円、円建ては40円高の
9730円となった。

 昨日の東京市場は反落。外部環境の悪化で国際優良株や資源関連などが利益確定売り
に押された。その一方で、内需関連が底堅く推移し、ソフトバンクは1カ月ぶりに年初
来高値を更新した。
 日経平均は高値圏を維持。5日ぶりに反落とはなったが、直近3日間で578円上昇した
ことを考慮すると下げたといった印象ではない。目先反動安が続く可能性もあるが、25
日移動平均線(9日現在、9456円)処を下値で意識できれば、いずれ9月21日のザラ場高
値を基点とする上値抵抗線を明確に超えてくる場面はあろう。
 一目均衡表では転換線と基準線は同水準で、株価との離れが気になるところ。雲上限
も横ばいが続くことから、昨日同様に横ばいとのイメージも出来る。
 変化日候補として注目されるのが11月12日-15日、26日などがある。


<きょうの予定>

記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)

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【国内】
APEC閣僚会議(横浜市〜11日)
10月消費者態度指数(14:00)
《イベント》
産業交流展2010(東京ビッグサイト〜12日)
FPD International 2010(幕張メッセ〜12日)
第2回クラウドコンピューティングEXPO(幕張メッセ〜12日)
《決算発表》
清水建、日揮、伊藤ハム、博報堂DY、電通、ラウンドワン、ファンケル、鬼怒川ゴ
ム、黒崎播磨、パイオニア、プレス工、ワタミ、島津製、東京精密、新生銀行、NI
S、東急電鉄、近鉄、ニチイ学館
【海外】
中国10月貿易収支
米30年国債入札
米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
米9月貿易収支(22:30/-450億ドル)
米10月輸入物価指数(22:30/前月比1.2%)
米10月財政収支(11日4:00/-1490億ドル)
《決算発表》
ポロ・ラルフローレン、コンピューターサイエンス、シスコシステムズ

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