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直近の決算発表予定

2012年9月24日月曜日

さくら投資顧問(9/24)

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●相場概況 - 週末終値(前週末比)

日経平均 9110.00(-49.39)
NYダウ 13579.47(-13.90)
米ドル/円 78.12(-0.26)
ユーロ/円 101.41(-1.50)
ユーロ/米ドル 1.2980(-0.0148)
米国債(10年) 1.753%(-0.115)
米国債(30年) 2.943%(-0.145)
WTI原油先物 92.89(-6.11)
NY金 1778.00(+5.30)
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今週の注目指標
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●9/24(月)

9月IFO景況指数(独)16:30
前回 → 102.3
●9/25(火)

7月小売売上高 [前月比](加)21:30
前回 → -0.4%
●9/26(水)

8月貿易収支(NZ)7:45
前回 → +0.15億NZD

9月消費者物価指数・速報 [前月比](独)21:00
前回 → +0.4%

9月消費者物価指数・速報 [前年比](独)21:00
前回 → +2.1%

8月新築住宅販売件数(米)23:00
前回 → 37.2万件
●9/27(木)

9月失業者数(独)16:55
前回 → +0.9万人

9月失業率(独)16:55
前回 → 6.8%

8月耐久財受注 [前月比](米)21:30
前回 → +4.2%(修正 +4.1%)

8月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器](米)21:30
前回 → -0.4%(修正 -0.6%)

新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 38.2万件
●9/28(金)

8月小売売上高指数 [前月比](独)15:00
前回 → -0.9%

8月小売売上高指数 [前年比](独)15:00
前回 → -1.0%

9月消費者物価指数・速報 [前年比](ユーロ)18:00
前回 → +2.6%

7月GDP [前月比](加)21:30
前回 → +0.2%

9月シカゴ購買部協会景気指数(米)22:45
前回 → 53.0
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今週の相場観 by.植木良太(FX専業トレーダー)
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■ 日銀の"追加金融緩和"の内容はサプライズなのか?
米国がQE3(モーゲージ証券の無期限買い入れを決定)を、
ユーロが国債の無制限買い入れをそれぞれ発表し、
共に追加の金融緩和を強めて一段と通貨安を進める中、
先週は日銀金融政策決定会合(19日)で、
日銀がどのような動きを見せるのかがポイントでした。

まず、私の会員様には、復習として確認してしておきたい
事項として以下を提示しておりました。

・追加金融緩和に踏み込まない場合

米国とユーロに対する円の市場への供給量が減りますので、
円高に動く可能性が高い。

・追加金融緩和に踏み込んだ場合

更なる円安に動く可能性が高いが既に織り込み済みのため、
さらなる大幅な円安は難しいかもしれない。

では、QE3のFOMC、無制限の国債買い入れを発表した
欧州中銀金融政策発表、そして、先週の日銀金融政策決定会合
までの流れを見て行きましょう。

<米・ユーロ・日の追加金融緩和への動き>
●8/15

〜FOMC議事録(米)〜

(前回)
・追加刺激策が必要になってくると主張(数名のメンバー)
・追加購入は適切であると主張(2名のメンバー)
・雇用関連の下振れリスク次第(数名のメンバー)
・金融緩和によるインフレリスクを指摘(数名のメンバー)
・失業と経済成長に「これまでにはない不透明感」
・中国経済は著しく減速する可能性がある
・金融緩和策の新たな手段も検討すべきとの意見
(今回)
・持続的な成長なければ早期に追加緩和が必要と判断(大半のメンバー)
・新たな大規模資産購入は有効であると期待を表明(大半のメンバー)
・資産購入が市場に与える影響を懸念(一部のメンバー)
・2014年の終わりまで政策金利見通しの長期化を支持(多くのメンバー)
追加の金融緩和にやや前向き→米国は「ドル安狙い」
●8/31

〜バーナンキ議長 ジャクソンホール講演〜

「より強い経済回復と労働市場のより持続的な改善を促すために、
必要な追加緩和策を取る用意がある」と発言。

注目のQE3に関しては、除外しないとしつつも
さらに踏み込んだコメントはなし。

これにより、9月のFOMCにて何らかの追加金融緩和に
動くのではないか?という見方が広がる。

→米雇用統計など9月始めの米重要指標に注目
●9/3〜7

〜9月始めの米重要指標〜

8月ISM製造業景況指数
前回 → 49.8
結果 → 49.6

8月ADP全国雇用者数
前回 → +16.3万人(修正 +17.3万人)
結果 → +20.1万人

新規失業保険申請件数
前回 → 37.4万件(修正 37.7万件)
結果 → 36.5万件

8月ISM非製造業景況指数
前回 → 52.6
結果 → 53.7
ここまでは好調をアピール。

予想を上回る結果となり追加金融緩和は後退ムード。

●9/6

〜欧州中銀金融政策発表〜

ドラギ総裁が会見で、"無制限"の国債買い入れを発表。

→ユーロが買われ、ドルは売られる。

●9/7

〜米雇用統計〜

8月非農業部門雇用者数
前回 → +16.3万人(修正 +14.1万人)
結果 → +9.6万人

8月失業率
前回 → 8.3%
結果 → 8.1%
非農業部門雇用者数が予想を大きく下回る。

追加金融緩和への期待はやや高まる。

→ドル安シフト
●9/12

FOMC政策金利発表(12日)

量的緩和第3弾、QE3に踏み切る。

"モーゲージ証券"(MBS)の無期限買い入れを決定。

→ドル安シフト
FOMC政策金利発表後はドル安に動いたものの、
翌週には、米・ユーロともに金融緩和に動いたことで
日銀も追加の金融緩和を取るということから円安に傾きました。


まさに「噂で買い、結果で売る」という言葉通りに、
噂の段階で買われる展開となったわけです。

というわけで週明けも円安の動きとなり、
火曜日はやや様子見の展開が続き、
そして19日を迎えたわけです。

さて、"週レポフォロー9/18"(会員向け)にて、
この後に考えられるパターン3つを挙げておきました。


(1)「日銀金融政策決定会合後の失望で円高」
(2)「日銀金融政策決定会合後に売り(所謂結果で売る)」
(3)「日銀金融政策決定会合後のサプライズ内容でさらに円安」
(1)の失望とは、追加金融緩和の見送りや
内容への失望など様々ですが、この場合は円高に振れるでしょう。

追加緩和観測で円安に動いた分は最低でも戻るような感じがしますね。


(2)は、想定通りに動いた上で、
"噂で買い、結果で売る"の、言葉通りの展開です。


そして(3)については前述のとおり、
現時点である程度、追加の金融緩和を織り込んだ動きですので、
サプライズ的要素がこの場合には必要です。

結果としては、(2)と(3)の間くらいでしょうか。

市場関係者や政府系はどうしてもサプライズにしたいようですが、
正直、そこまでサプライズとは言えないですね。


むしろ、逆に何もしなかった場合の方が、
インパクトとしての見方は大きかったと思います。

「日銀もそれなりにやった方じゃない?」程度でしたね。


ここで空気を読まずに(むしろ空気を読んでかもしれませんが)
無策で行ってくれたら激しい円高でさらに儲かったのですが…。

まぁ、それは置いておきましょう(苦笑)
ということで一時は円安に傾きましたが、
やはりその後は上値が重く円安としての伸びもなく、
"噂で買う"時点でのポジションの利食いや材料の出し尽くし感で、
一気に円高が進みました。


最終的には噂で買われる前の段階まで戻し、
噂で買ったポジションを結果が出た後にうまく売り抜いた、
ということに尽きます。

さて、今週はと言いますと・・・9月もあっという間の月末です。

しばらくはイベント前の動きに戻りそうですが、
10月になると、早速いつもの月初めイベントを控えており、
9月で追加金融緩和の流れに動いたので、
今のところは大きな動きは少ないと思っておりますが、
今月の反応を受けてさらに追加緩和に動くのか?など、
10月も気になる展開にはなりそうです。

私自身、この1ヶ月間はものすごく早く感じたのですが、
皆様はどうだったでしょうか?
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先週の注目指標(結果)
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●9/17(月)

9月NY連銀製造業景気指数(米)21:30
前回 → -5.85
結果 → -10.41
●9/18(火)

RBA議事録(豪)10:30
・金融政策は依然として適切
・見通しが大幅に悪化すれば利下げの余地がある
・強い豪ドルが経済を圧迫しているのか議論した
・一連の利下げが依然として経済に浸透中
・国内経済はトレンド近辺で成長
・豪ドルはやや過大評価の可能性

8月消費者物価指数 [前月比](英)17:30
前回 → +0.1%
結果 → +0.5%

8月消費者物価指数 [前年比](英)17:30
前回 → +2.6%
結果 → +2.5%

9月ZEW景況感調査(独)18:00
前回 → -25.5
結果 → -18.2

7月対米証券投資 [ネット長期フロー](米)22:00
前回 → +93億USD
結果 → +670億USD

7月対米証券投資 [ネットフロー合計](米)22:00
前回 → +167億USD(修正 +151億USD)
結果 → +737億USD
●9/19(水)

日銀金融政策決定会合
前回 → 0.00-0.10%
結果 → 0.00-0.10%

BOE議事録(英)17:30
・政策金利の据え置きを9対0で決定
・資産購入規模の維持を9対0で決定

8月住宅着工件数(米)21:30
前回 → 74.6万件(修正 73.3万件)
結果 → 75.0万件

8月中古住宅販売件数(米)23:00
前回 → 447万件
結果 → 482万件
●9/20(木)

第2四半期GDP [前期比](NZ)7:45
前回 → +1.1%(修正 +1.0%)
結果 → +0.6%

第2四半期GDP [前年比](NZ)7:45
前回 → +2.4%(修正 +2.3%)
結果 → +2.6%

9月PMI製造業・速報(独)16:30
前回 → 44.7
結果 → 47.3

9月PMIサービス業・速報(独)16:30
前回 → 48.3
結果 → 50.6

9月PMI製造業・速報(ユーロ)17:00
前回 → 45.1
結果 → 46.0

9月PMIサービス業・速報(ユーロ)17:00
前回 → 47.2
結果 → 46.0

8月小売売上高指数 [前月比](英)17:30
前回 → 0.0%
結果 → -0.3%

8月小売売上高指数 [前年比](英)17:30
前回 → +3.3%(修正 +2.8%)
結果 → +3.1%

新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 38.2万件(修正 38.5万件)
結果 → 38.2万件

9月フィラデルフィア連銀景況指数 (米)23:00
前回 → -7.1
結果 → -1.9

SARB政策金利発表(南ア)
前回 → 5.00%
結果 → 5.00%
●9/21(金)

8月消費者物価指数 [前月比](加)21:30
前回 → -0.1%
結果 → +0.2%

8月消費者物価指数 [前年比](加)21:30
前回 → +1.3%
結果 → +1.2%
●以下は、9月金利政策の結果です。


RBAキャッシュターゲット(4日)・・・3.50%で据え置き

加中銀政策金利発表(5日)・・・1.00%で据え置き

BOE政策金利発表(6日)・・・0.50%で据え置き

欧州中銀金融政策発表(6日)・・・0.75%で据え置き

FOMC政策金利発表(12日)・・・0.00-0.25%で据え置き

日銀金融政策決定会合(19日)・・・0.00-0.10%で据え置き

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