Index
■明日の株新聞 「狙いは好業績株 買い急がずに買い場を探れ!」
■今日の東京市場から 「日経平均は15円安 円高推移で下値模索」
■本日の注目相場 「中核銘柄が指数押し下げ 内需、材料株に資金シフト」
■本日の注目銘柄シューティング! <6501>日立、<7733>オリンパス、<4571>ナノキャリア
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明日の株新聞
ベテランズ・デーの振替休日となった米国市場は薄商いで小動き。
東京時間帯からの円高推移や連日の調整からの戻り売りに押された本日の株式相場ですが、今晩以降の外部要因軟化を先取りした売り圧力もあり、株価指数の下値模索が続いています。
日経平均株価は続落。
立ち上がりでは前営業日に攻防の見られた節目8700円に乗り直したものの、売り圧力の高まりとともにマイナス圏に転じました。
円高一服の見られた取引後半からは下げ渋りましたが、連日で水準を切り下げています。
前営業日にも「株価指数は連日で上値、下値を切り下げてきており、このまま下値確認、相場の落ち着き待ちの状況。
短期反発局面が訪れたとしても連日の調整からの戻り売りも控えるだけに、慌てずじっくりと取り組みたいところです」と記していましたが、本日では短期反発局面の立ち上がりとなりましたが、結局は想定通り戻り売りに押される格好に。
このまま下値水準を探りつつ、相場の落ち着きを待つ局面でしょうか。
ただ、取引時間帯では、時間外取引の米指数先物でダウ平均が60ドル前後の下落を確認済み。
すでに今晩の米国市場下落を先取りしているともいえ、下落観測のある米国市場の着地を見極めたいところ。
さて、前営業日配信版では「難地合いも資金シフトの対象となる『超好業績株』を探せ!」と題していました。
「業績開示の出揃った今週半ばからは、業績の悪いものを売って、業績の良いものに乗り換える『選別物色』の様相を強めていくと見ています」とも記していましたが、今は相場の落ち着きを待ちつつ、企業業績の分析を進めながら、資金シフトの受け皿となる好業績のエントリータイミングを探っていく状況でしょう。
銘柄選別のポイントは、本日販売を締め切った「厳選5銘柄付き市況分析レポート」にまとめていますが、決算シーズン後の2月、5月、8月などの相場環境を振り返りながら、買い急がずにじっくり取り組んで行きましょう。
東京時間帯からの円高推移や連日の調整からの戻り売りに押された本日の株式相場ですが、今晩以降の外部要因軟化を先取りした売り圧力もあり、株価指数の下値模索が続いています。
日経平均株価は続落。
立ち上がりでは前営業日に攻防の見られた節目8700円に乗り直したものの、売り圧力の高まりとともにマイナス圏に転じました。
円高一服の見られた取引後半からは下げ渋りましたが、連日で水準を切り下げています。
前営業日にも「株価指数は連日で上値、下値を切り下げてきており、このまま下値確認、相場の落ち着き待ちの状況。
短期反発局面が訪れたとしても連日の調整からの戻り売りも控えるだけに、慌てずじっくりと取り組みたいところです」と記していましたが、本日では短期反発局面の立ち上がりとなりましたが、結局は想定通り戻り売りに押される格好に。
このまま下値水準を探りつつ、相場の落ち着きを待つ局面でしょうか。
ただ、取引時間帯では、時間外取引の米指数先物でダウ平均が60ドル前後の下落を確認済み。
すでに今晩の米国市場下落を先取りしているともいえ、下落観測のある米国市場の着地を見極めたいところ。
さて、前営業日配信版では「難地合いも資金シフトの対象となる『超好業績株』を探せ!」と題していました。
「業績開示の出揃った今週半ばからは、業績の悪いものを売って、業績の良いものに乗り換える『選別物色』の様相を強めていくと見ています」とも記していましたが、今は相場の落ち着きを待ちつつ、企業業績の分析を進めながら、資金シフトの受け皿となる好業績のエントリータイミングを探っていく状況でしょう。
銘柄選別のポイントは、本日販売を締め切った「厳選5銘柄付き市況分析レポート」にまとめていますが、決算シーズン後の2月、5月、8月などの相場環境を振り返りながら、買い急がずにじっくり取り組んで行きましょう。
今日の東京市場から
昨晩の米国市場は小動き。
ベテランズ・デーの祝日のなか取引が行われたものの、参加者不足の薄商いで小動きに終始しています。
ベテランズ・デーの振替休日となり、債券市場は休場。
株式市場の取引は行われたものの、参加者不足の薄商いで方向感の乏しい動きとなりました。
ダウ構成銘柄では、ユナイテッド・テクノロジーズ、AT&T、ウォルト・ディズニー、ボーイングらが買われた半面、マイクロソフト、HP、トラベラーズ、ユナイテッド・テクノロジーズらが売られるなど、まちまちの反応となっています。
ダウ平均株価は、前営業日比0.31ドル安の12,815.08ドル。
ナスダック総合指数は0.62ポイント安の2,904.26ポイントで取引を終えました。
為替相場では、欧米市場に動きがなかったことから、前営業日とほぼ同水準での推移に。
東京時間帯に向けて円がジリ安となり、東京時間早朝では、1ドル79円台半ば、1ユーロも101円台前半の水準で取引されています。
東京株式市場では、米国市場が小動きに終始し、為替相場で円がジリ安推移が見られたことから、見直し買いが先行。
日経平均株価は8710円の反発スタートに。
寄り付き後は、日経平均株価が節目8700円に乗り直したものの、連日の調整からの戻り売りで節目を割り込むと円高推移とともにマイナス圏に転じました。
後場も前場の難地合いを引き継ぎ、日経平均株価は下値模索の動きに。
円高一服で下値を確認すると、終盤にかけて下げ渋っています。
日経平均株価終値は、15.39円安の8,661.05円。
東証1部の売買代金は概算で8486億円。
東証1部の売買高は概算で14億9556万株。
値上がり銘柄は630(37%)に対し値下がりは893(53%)、変わらずは160(9%)となりました。
ベテランズ・デーの祝日のなか取引が行われたものの、参加者不足の薄商いで小動きに終始しています。
ベテランズ・デーの振替休日となり、債券市場は休場。
株式市場の取引は行われたものの、参加者不足の薄商いで方向感の乏しい動きとなりました。
ダウ構成銘柄では、ユナイテッド・テクノロジーズ、AT&T、ウォルト・ディズニー、ボーイングらが買われた半面、マイクロソフト、HP、トラベラーズ、ユナイテッド・テクノロジーズらが売られるなど、まちまちの反応となっています。
ダウ平均株価は、前営業日比0.31ドル安の12,815.08ドル。
ナスダック総合指数は0.62ポイント安の2,904.26ポイントで取引を終えました。
為替相場では、欧米市場に動きがなかったことから、前営業日とほぼ同水準での推移に。
東京時間帯に向けて円がジリ安となり、東京時間早朝では、1ドル79円台半ば、1ユーロも101円台前半の水準で取引されています。
東京株式市場では、米国市場が小動きに終始し、為替相場で円がジリ安推移が見られたことから、見直し買いが先行。
日経平均株価は8710円の反発スタートに。
寄り付き後は、日経平均株価が節目8700円に乗り直したものの、連日の調整からの戻り売りで節目を割り込むと円高推移とともにマイナス圏に転じました。
後場も前場の難地合いを引き継ぎ、日経平均株価は下値模索の動きに。
円高一服で下値を確認すると、終盤にかけて下げ渋っています。
日経平均株価終値は、15.39円安の8,661.05円。
東証1部の売買代金は概算で8486億円。
東証1部の売買高は概算で14億9556万株。
値上がり銘柄は630(37%)に対し値下がりは893(53%)、変わらずは160(9%)となりました。
本日の注目相場
円高推移による指数続落でトヨタ<7203>、ホンダ<7267>、東芝<6502>、キヤノン<7751>ら国際優良株がさえない動きに。
指数構成比率上位のソフトバンク<9984>、ファーストリテイリング<9983>ら内需系も振るわず、指数を押し下げています。
一方、三菱UFJFG<8306>、みずほFG<8411>のメガバンクは底堅く、米フェイスブック上昇でグリー<3632>、ディー・エヌ・エー<2432>らソーシャルゲーム関連も堅調に推移しました。
売買代金上位では、高値推移の続いていたアイフル<8515>が格下げで売り直される動きに。
子会社再編の日立<6501>、予想修正発表のオリンパス<7733>らが材料物色を集めています。
セクターでは、JXホールディングス<5020>、出光興産<5019>の石油製品、関西電力<9503>、中部電力<9502>の電気ガス、大王製紙<3880>、日本製紙<3893>の紙パルプらが業種別株価指数騰落の値上がり上位に並びました。
国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>の鉱業、任天堂<7974>のその他製品、横浜ゴム<5101>、住友ゴム<5110>のゴム製品なども続いています。
一方、値下がり率上位では、オリックス<8591>、アコム<8572>のその他金融、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>の海運、武田薬品<4502>、アステラス製薬<4503>の医薬品らが並びました。
個別では、決算銘柄のアルバック<6728>、TOWA<6315>、ニッパツ<5991>らが再評価の買いを集めています。
新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したナノキャリア<4571>が大商い。
バイオ関連ではメディネット<2370>が物色されたものの、テラ<2191>、スリー・ディー・マトリックス<7777>、タカラバイオ<4974>らが売られるなど、利益確定売りが目立つ格好。
東証1部ソーシャルゲーム関連人気でサイバーエージェント<4751>が健闘しました。
指数構成比率上位のソフトバンク<9984>、ファーストリテイリング<9983>ら内需系も振るわず、指数を押し下げています。
一方、三菱UFJFG<8306>、みずほFG<8411>のメガバンクは底堅く、米フェイスブック上昇でグリー<3632>、ディー・エヌ・エー<2432>らソーシャルゲーム関連も堅調に推移しました。
売買代金上位では、高値推移の続いていたアイフル<8515>が格下げで売り直される動きに。
子会社再編の日立<6501>、予想修正発表のオリンパス<7733>らが材料物色を集めています。
セクターでは、JXホールディングス<5020>、出光興産<5019>の石油製品、関西電力<9503>、中部電力<9502>の電気ガス、大王製紙<3880>、日本製紙<3893>の紙パルプらが業種別株価指数騰落の値上がり上位に並びました。
国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>の鉱業、任天堂<7974>のその他製品、横浜ゴム<5101>、住友ゴム<5110>のゴム製品なども続いています。
一方、値下がり率上位では、オリックス<8591>、アコム<8572>のその他金融、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>の海運、武田薬品<4502>、アステラス製薬<4503>の医薬品らが並びました。
個別では、決算銘柄のアルバック<6728>、TOWA<6315>、ニッパツ<5991>らが再評価の買いを集めています。
新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したナノキャリア<4571>が大商い。
バイオ関連ではメディネット<2370>が物色されたものの、テラ<2191>、スリー・ディー・マトリックス<7777>、タカラバイオ<4974>らが売られるなど、利益確定売りが目立つ格好。
東証1部ソーシャルゲーム関連人気でサイバーエージェント<4751>が健闘しました。
本日の注目銘柄シューティング!
<6501>日立 409円 前日比+2円(+0.49%)
しっかり。
グループの日立金属<5486>と日立電線<5812>が来年4月にも合併する方針を固めた、との一部報道が伝わり、再編効果を見込んだ買いが入っている。
合併対象となる日立金属<5486>が費用負担を嫌気した売りを集めた半面、日立電線<5812>には買いが優勢に。
14時半に経営統合合意を発表すると、一時売買停止となった。
<7733>オリンパス 1,317円 前日比+73円(+5.87%)
急反発。
前営業日引け後に業績予想の修正を発表し、通期業績予想では経常利益段階まで減額したものの、最終利益は増額しており、事業再編や業績不透明感の後退を好感した買いを集めたようだ。
直前まで株価水準を切り下げていたこともあり、見直し買いも入っている。
<4571>ナノキャリア 128,000円 前日比−12,000円(−8.57%)
乱高下。
マザーズ市場所属ながら、前営業日に続いて全市場の売買代金上位に入った。
先月末に信越化学工業<4063>との資本業務提携を発表しており、バイオ関連のテーマ性に事業面の先行き期待感も高まったため、上場来高値更新後も人気化が続いている。
ただ、値動きの大きさに着目した短期資金が中心となっており、日中の動きは神経質になっている。
しっかり。
グループの日立金属<5486>と日立電線<5812>が来年4月にも合併する方針を固めた、との一部報道が伝わり、再編効果を見込んだ買いが入っている。
合併対象となる日立金属<5486>が費用負担を嫌気した売りを集めた半面、日立電線<5812>には買いが優勢に。
14時半に経営統合合意を発表すると、一時売買停止となった。
<7733>オリンパス 1,317円 前日比+73円(+5.87%)
急反発。
前営業日引け後に業績予想の修正を発表し、通期業績予想では経常利益段階まで減額したものの、最終利益は増額しており、事業再編や業績不透明感の後退を好感した買いを集めたようだ。
直前まで株価水準を切り下げていたこともあり、見直し買いも入っている。
<4571>ナノキャリア 128,000円 前日比−12,000円(−8.57%)
乱高下。
マザーズ市場所属ながら、前営業日に続いて全市場の売買代金上位に入った。
先月末に信越化学工業<4063>との資本業務提携を発表しており、バイオ関連のテーマ性に事業面の先行き期待感も高まったため、上場来高値更新後も人気化が続いている。
ただ、値動きの大きさに着目した短期資金が中心となっており、日中の動きは神経質になっている。