NYダウは10.60ドル安と小幅安で終了しており、今晩の動向を確認するまでは安心はできっだませんが、今のところ大きなブレは無いと見ております。
来週の相場は、決算発表終了で手掛かり材料難となり、見送りムードが強まりそうだ。短期間での急ピッチな上昇への反動や、週初発表予定の昨年10〜12月期のGDP速報値の5四半期ぶりのマイナス成長なども想定される。日経は、11,000円トライを前にしての値固めの期間となりそうだ。外国為替市場の円相場が、極端な円高進行とならない限り、レンジは10,500〜10,800円と想定する。
需給面では、決算発表が終了して企業業績動向の輪郭が明らかになったこともあり、国内機関投資家からの3月決算期末を前にしての売りが増加する可能性がある。手掛かりに乏しい中、業績見通しの上方修正や、進ちょく率の高い自動車部品、電子部品の一角が引き続き物色対象となりそうだ。
NYはまだ崩れておらず、崩れるまではふらふらしながら付いていく展開が予想され、チャート上横ばいから次にどちらかに大きく離れるまでの持合に入ると思われます。ただ、NY次第ですので、下げリスクも考えられ、主力よりも値の軽い低位、新興に資金が入りやすくなっておりますので、基本あまり持ち越しは増やさず、短期ディーリングで回転させるスタンス。