2011年1月13日（木曜日）
＜注目銘柄＞
eワラント（ゴールドマン・サックス証券）
イビデン（4062) コール44回
行使価格 2700円
満期日 2011年03月09日
1ワラント当り原資産数 0.01
eワラント販売価格 2.76
実効ギアリング 6.48
前営業日の株価 2813円 +43円
前営業日のＨＶ(20日） 21.38
投資スタンス：短期（1週間程度）
同社の主力事業はFCパッケージだが、11.3期からスマートフォン向け事業として
PCB、プロセッサ用FC対応のCSPが拡大の兆しを見せている。スマートフォンでは高
密度実装のトレンドが進展していることから、両製品とも12.3期以降の業績への寄
与が期待される局面に入っている。
クレディ・スイスでは、1ドル80円台の為替レートでも、PKGの単価上昇と積極的
な設備投資によるシェア拡大、ハイエンドスマートフォン（高機能携帯電話）向け
FVSS、FC-CSPの拡大などにより、300億円以上の営業利益を生み出す点を評価した。
一方、ＪＰモルガンでは、投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を
2000円→3500円と引き上げた。
スマートフォン関連として年初から人気化しており、株価は5日移動平均線を上回る
形で上昇トレンドを形成している。全体相場に高止まり感がある中で、テーマ性から
手掛けやすい同社への物色が続くと判断。コールで臨みたい。
＜過去の注目銘柄＞
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
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12/30 国際帝石<1605> 4.06 5.12 3.77 4.17 +2.7%
コール67回 481000 503000 475000 488000（買い） +1.4%
12/29 みずほＦＧ<8411> 3.17 3.35 2.69 3.30 +4.1%
コール255回 156 159 153 159 （買い） +1.8%
12/28 エルピーダ<6665> 2.05 3.06 1.83 3.06 +49.2%
コール70回 957 1033 940 1029 （買い） +7.5%
12/27 三井不動産<8801> 2.66 2.88 2.52 2.81 +5.6%
コール43回 1621 1652 1613 1645 （買い） +1.4%
12/24 住友金属鉱山<5713> 2.59 2.78 2.32 2.45 -5.4%
コール128回 1416 1444 1404 1419 （買い） +0.2%
12/22 ＪＴ<2914> 4.44 4.85 3.95 4.10 -7.6%
コール73回 306500 310500 299000 302000（買い） -1.4%
12/21 ホンダ<7267> 3.90 4.15 3.42 3.44 -11.7%
コール117回 3285 3305 3260 3260 （買い） -0.7%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
＜きょうの見通し＞
東京市場は上値を試す展開へ。海外株高を好感して主力株全般が買い先行のスタート
となりそうだ。米金融株の上昇が追い風になるメガバンク株や、国内マクロ指標の改善
期待などから内需系セクターの幅広い物色が予想される。ユーロの反発や為替市場の円
高一服ムードも輸出関連の下支えに。決算発表前に日本株の上振れ期待は強く、1月中
旬にして海外投資家の動向などが特に注目される局面だ。
また、寄り前に11月の機械受注が発表される。10月は前月比1.4％減と2カ月連続で減
少しており、歯止めがかかることが期待される。市場予想（前月比+2.0％）を上回れば
10−12月期見込み（前期比9.8％減）は上ブレする確度が高まろう。12月の景気ウオッ
チャー調査で現状判断指数が2カ月連続、11日発表の11月景気動向指数でも一致指数が3
カ月ぶりに改善したことから、国内景気に対する期待は高まっている。
日経平均の予想レンジは10750円−10550円。東証一部の騰落レシオは12日現在で
141％（25日）と過熱感あるが、１月限のオプションSQ算出日を前に10750円に向けて水
準を切り上げる局面では、コールの売り方による買い戻しやヘッジの先物買いによって
株価押し上げにつながりやすい環境でもある。
12日のダウ平均は83.56ドル高と続伸。NASDAQは前日比20.50ポイント高、S&P500も
11.48ポイント上昇して取引を終えた。
ポルトガルの入札が順調な結果だったほか、EUが債券買い戻しやポルトガル支援を検
討しているとの報道が好感され、欧州財政問題への懸念が後退。ダウ平均は一時110.35
ドル高まで上昇する場面があった。金融セクターが上昇をけん引。JPモルガンのCEOが
増配に対して前向きな考えを示したほか、ウェルズファーゴがポジティブな見方を示
し、セクターの投資判断を引き上げたことなどが好感された。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて100円高の10620円、円建ては75円
高の10595円となった。
昨日の東京市場は反発。東証1部の値下がり銘柄数は911と全体の54.5％に達し、規模
別株価指数は大型のみ上昇。メガバンクなど金融株や不動産などが堅調に推移した一
方、国際優良株の一角が下落。中小型株は利益確定売りが優勢となった。
日経平均は小幅反発。高寄りから直近のザラ場高値（10550円）を更新するも、徐々
に上げ幅を縮小する展開となった。5日移動平均線が最終的に意識されたが、ローソク
足の陰線でさらなる上伸を阻む格好となった。
上値メドは10558円や10765円、また2009年11月27日安値〜昨年4月5日高値までの上昇
幅を8月31日安値からの上昇とした11081円などが見込まれる。
＜きょうの予定＞
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります）
※経済指標は（予定発表時間/予想数値）
【国内】
11月機械受注（8：50/前月比2.0％）
12月工作機械受注（15：00）
《決算発表》
サカタのタネ、ダイセキソリュ、いちごＨＤ、キャンドゥ、ワッツ、テクノアルファ、
レナウン、東洋炭素、タケダ機械、旭化学工業、東天紅、松屋、タキヒヨー、ファース
トリテイリング
【海外】
米新規失業保険申請件数（22：30/前月比0.8％）
米11月貿易収支（23：30/-410億）
米12月生産者物価指数（23：30/前年比3.8％）
《決算発表》
インテル
