さくら投資顧問 - Weekly相場通信
2010.12.27 #77
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆
●相場概況 - 週末終値(前週末比)
日経平均 10279.19(-24.64)
NYダウ 11573.49(+45.58)
米ドル/円 82.86(-1.07)
ユーロ/円 108.69(-1.97)
ユーロ/米ドル 1.3117(-0.0068)
米国債(10年) 3.3930%(+0.0535)
米国債(30年) 4.4750%(+0.0345)
WTI原油先物 91.51(+3.49)
NY金 1380.00(+0.80)
◆──────────────────────────────────
今週の注目指標
──────────────────────────────────◆
●12/27(月)
休場(ウェリントン、シドニー、香港、ロンドン、トロント、南ア)
●12/28(火)
休場(ウェリントン、シドニー、ロンドン、トロント)
10月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比](米)23:00
前回 → +0.59%
結果 →
12月消費者信頼感指数(米)24:00
前回 → 54.1
結果 →
12月リッチモンド連銀製造業指数(米)24:00
前回 → 9
結果 →
●12/29(水)
12月消費者物価指数・速報 [前月比](独)
前回 → +0.1%
結果 →
12月消費者物価指数・速報 [前年比](独)
前回 → +1.5%
結果 →
●12/30(木)
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 42.0万件
結果 →
12月シカゴ購買部協会景気指数(米)23:45
前回 → 62.5
結果 →
◆──────────────────────────────────
今週の相場観 (by.植木良太)
──────────────────────────────────◆
■ 12月の投資スタイルを振り返る
先週は、重要指標ではそれ程強力なものはなく、
クリスマスや年末になるにつれて商い薄となる展開の中、
ユーロやポンドが引き続き売られ、ドルもやや売られるものの
資源国通貨は比較的しっかりしている、という展開が続きました。
指標関連で言えば、日銀金融政策決定会合、RBA議事録、
BOE議事録がまあまあ注目と言えそうでありましたが、
内容は予想通りという結果に…。
●日銀金融政策決定会合
前回 → 0.00-0.10%に据え置き
結果 → 0.00-0.10%に据え置き
※現状維持で、反応もなし
●RBA議事録(豪)
・金融政策は、やや引き締め気味
・特に次回追加利上げに言及するコメントなし
※特に追加利上げに言及することはなく、
最初は豪ドル売りになるものの、相場は83円台をキープ
●BOE議事録(英)
・政策金利、資産買い入れ枠ともに据え置きを8対1で決定
・センタンス委員が0.25%の利上げを主張
・ボーゼン委員が500億ポンドの量的緩和拡大を主張
※内容は予想通り、ポンド売りは続く
今週はもう年末、イベントも少ないです。
さて、来年早々には、11月に開催したフォローセミナーを収録した、
「フォローセミナーDVD【決済編】」が完成すると思います。
(※会員様限定です)
このDVDでは、"ある2つの決済パターン"を紹介しております。
今月は、その1つが非常にマッチしております。
そこで今回は、今月の保有ポジションの解説をしてみます。
動きとしては、以下のような感じになっています。
−−−−−−−−−−−−−−−
◆12月1週目(11/29〜12/3)
↓
米雇用統計関連で大きく動く。
「ショートポジションで大きく稼ぐ」
◆12月2週目(12/6〜12/10)
↓
1週目に取ったロングポジションが徐々に利益を出し始める。
「ロング・ショートポジションのリスク管理」
◆12月3週目(12/13〜12/17)
↓
引き続き、「ロング・ショートポジションのリスク管理」
週末に新規エントリー。
◆12月4週目(12/20〜12/24)
↓
引き続き、「ロング・ショートポジションのリスク管理」
先週末の新規エントリーが利益を伸ばす。
以下は、エントリーとなったポジションの動きです。
※カッコ内矢印の経緯は、大まかな最大利益幅の推移です。
【USD/JPY】
「<非公開>円」ショート(約30pips → 約50pips → 約120pips)
【EUR/JPY】
「<非公開>円」ショート(約100pips → 約200pips → 約320pips)
【CAD/JPY】
「<非公開>円」ショート(約50pips → 全決済で終了)
【GBP/JPY】
「<非公開>円」ショート(約230pips → 約250pips → 約480pips)
−−−−−−−−−−−−−−−
※なお、前述のとおり12月の動きは、フォローDVD【決済編】の
内容を解説するのに、非常に良いサンプルとなりましたので、
DVDの追加資料として、後日まとめてみようと思っています。
さて、今週はいかに?
また、来年の相場はいかに?
**********************************
さらに詳しい相場解説につきましては、
"植木良太のFX投資情報「週間レポート」"にて配信中!
▼ ▼ ▼
http://sakura-i.biz/fx/
※上記で解説しているショートポジションの利益は、現在も拡大中!
<植木良太の無料レポート>
http://www.koganemochi.com/adt/torisetsu_02.html
**********************************
◆──────────────────────────────────
先週の注目指標(結果)
──────────────────────────────────◆
●12/22(火)
日銀金融政策決定会合
前回 → 0.00-0.10%に据え置き
結果 → 0.00-0.10%に据え置き
RBA議事録(豪)9:30
・金融政策は、やや引き締め気味
・特に次回追加利上げに言及するコメントなし
11月消費者物価指数 [前月比](加)21:00
前回 → +0.4%
結果 → +0.1%
11月消費者物価指数 [前年比](加)21:00
前回 → +2.4%
結果 → +2.0%
10月小売売上高 [前月比](加)22:30
前回 → +0.6%(修正 +0.4%)
結果 → +0.8%
●12/22(水)
BOE議事録(英)18:30
・政策金利、資産買い入れ枠ともに据え置きを8対1で決定
・センタンス委員が0.25%の利上げを主張
・ボーゼン委員が500億ポンドの量的緩和拡大を主張
11月中古住宅販売件数(米)24:00
前回 → 443万件
結果 → 468万件
●12/23(木)
第3四半期GDP [前期比](NZ)6:45
前回 → +0.2%
結果 → -0.2%
第3四半期GDP [前年比](NZ)6:45
前回 → +1.9%
結果 → +1.5%
10月GDP [前月比](加)22:30
前回 → -0.1%
結果 → +0.2%
11月耐久財受注 [前月比](米)22:30
前回 → -3.3%(修正 -3.1%)
結果 → -1.3%
11月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器](米)22:30
前回 → -2.7%(修正 -1.9%)
結果 → +2.4%
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 42.0万件(修正 42.3万件)
結果 → 42.0万件
11月新築住宅販売件数(米)24:00
前回 → 28.3万件(修正 27.5万件)
結果 → 29.0万件
<12月金利政策の結果>
欧州中銀金融政策発表(2日)・・・ 1.00%で据え置き
↓
RBAキャッシュターゲット(7日)・・・ 4.75%に据え置き
↓
加中銀政策金利発表(7日)・・・ 1.00%で据え置き
↓
RBNZオフィシャル・キャッシュレート(9日)・・・ 3.00%に据え置き
↓
BOE政策金利発表(9日)・・・ 0.50%で据え置き
↓
FOMC政策金利発表(14日)・・・ 0.00-0.25%に据え置き
↓
スイス中銀政策金利発表(16日)・・・ 0.25%に据え置き
↓
日銀金融政策決定会合(21日)・・・ 0.00-0.10%に据え置き