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2010年11月11日木曜日

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

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トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

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2010年11月11日(木曜日)

<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
SUMCO(3436) プット53回
行使価格    1400円
満期日          2011年03月09日
1ワラント当り原資産数  0.02
eワラント販売価格    4.83
実効ギアリング      -2.92
前営業日の株価      1301円 -11円
前営業日のHV(20日)  40.68
投資スタンス:短期(1週間程度) 


三菱UFJMSでは、来12.1期の営業利益予想を440億円→144億円、13.1期を692億円
→332億円と大幅に減額修正。投資判断を「Neutral」→「Underperform」、目標株価を
1790円→1040円と引き下げた。

 11.1期下期以降の為替レートを82円/ドルとし、300mmウエハー値上げの時期も12.1期
以降に後ずれすると想定して、業績予想を見直した。9月の国内のシリコンウエハー生
産面積が前月比3.3%の減少(経済産業省非鉄金属統計)となっているほか、同社も11
月以降に20%の減産を予定しており、メモリー価格下落が生産調整の段階に波及してい
ると指摘。シェアの低下も懸念されると言及した。

 買い優勢の地合いにもかかわらず、10日の株価はレーティング引き下げを手掛かりに
小幅続落。25日移動平均線がレジスタンスとして機能しており、2日につけた年初来安値
からの短期的な買戻しは一服した判断。プットで臨みたい。


<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
    P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
-------------------------------------------------------------------------
11/01 JR東日本<9020> 1.63 1.83 1.27 1.54   -5.5%
コール74回  4950   5050  4825  5040 (買い) +1.8%

10/29 ファナック<6954> 5.39 6.33 4.92 6.33   +17.4%
コール67回  11690  12110  11540  12050 (買い) +3.0%

10/28 カブコム<8703> 4.57 5.49 4.51 4.78   +4.5%
プット13回  298   298  267  286  (売り) -4.0%

10/27 ソニー<6758> 2.69 2.83 1.73 1.89   -29.7%
コール175回 2760  2783  2610  2651 (買い) -3.9%

10/26 トヨタ<7203> 4.37 4.84 4.08 4.68   +7.1%
プット122回 2872  2925  2800  2812 (売り) -2.0%

10/25 ホンダ<7267> 9.51 9.78 8.65 8.99   -5.4%
プット99回 2905  2965  2880  2937 (売り) +1.1%


*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと

「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。


<きょうの見通し>

 東京市場は続伸へ。米株市場の底堅さに加え、ドル円が昨晩のNY時間から1ドル=82
円台で推移しており、昨日同様に国際優良株などが注目されそうだ。また、米金融株の
上昇も後押しする格好で、昨日自己資本基準で材料視されたメガバンクも堅調か。
 オプション市場では日経平均1万円のコールの建玉が3万枚を超えている。1万円に接
近してくるようならば、コールの売り方による買い戻しやヘッジの先物買いによって株
価の押し上げ要因となろう。

 まず、きょうは寄り前に9月の機械受注が発表される。8月の反動が予想されるが、既
に市場予想がマイナス9.7%となっており、多少上回る落ち込でも市場全体としては円
高一服の動きが吸収する可能性あり。いずれにしても、アジア株の動向や11時に発表予
定の中国の経済指標を前に買い一巡後はもみ合いが想定される。中国は外貨管理強化策
の発表に加え、昨日は銀行の預金準備率を0.5%引き上げており、中国市場の動向から
は目が離せない。
 日経平均の予想レンジは1万円−9850円。5日移動平均線の強い上昇に沿って一段高を
見込む局面か。一目均衡表では遅行線の位置が大陽線を形成した10月5日のタイミン
グ。ただし、変化日前後に近く目先追いには注意したい。

 10日のダウ平均は10.29ドル高と小幅反発。NASDAQは15.80ポイント高、S&P500も5.31
ポイント上昇して取引を終えた。
 11日にG20首脳会議を控え様子見姿勢が強いなかで、ドリームライナー「787」のテス
ト飛行中に不具合が発生し、緊急着陸をしたことが明らかになったボーイングが重しと
なり、ダウ平均は一時91.73ドル安まで下落。ただ、売り一巡後は金融セクターの上昇
や2年ぶりの高値水準となった原油価格を背景にエネルギーセクターがけん引する格好
となり、前日終値を上回る水準まで戻した。
 ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ70円高の9880円、円建て55円高の
9865円となった。

 昨日の東京市場は反発。1部の値上がり銘柄数は1206と全体の72.7%に達し、規模別
株価指数はすべて上昇。国際優良株や資源関連が軒並み高となったほか、内需関連も堅
調。特に資本規制強化への懸念が後退したメガバンクや野村などが商いを伴って上昇し
た。また、ソフトバンクやNTTなど通信株も堅調だった。
 日経平均は買い先行から上げ幅を広げる展開となり、約4ヶ月ぶりの9800円台回復し
た。8月31日安値を中心に左右対称に見た場合、11月1日安値と7月初旬の安値が水準や
日柄ともにほぼ等しい。7月初旬の安値はその前の10238円の高値から急落したあとの安
値であり、それを逆に11月1日安値からの急上昇とみると、1万円の大台回復も遠くはな
い。変化日候補として注目されるのが11月12日-15日、26日などがある。


<きょうの予定>

記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)

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【国内】
5年国債入札
9月機械受注統計(8:50/前月比-9.5%)
10月企業物価指数(8:50/前月比-0.2%)
10月東京都心オフィス空室率(11:00)
ESPフォーキャスト調査(15:00)
10月中古車登録台数(11:00)
4-9月産業機械受注額と環境装置受注額(11:00)
《決算発表》
大成建、長谷工コーポ、鹿島建設、高砂熱学、明治HD、トクヤマ、大日塗料、藤倉ゴ
ム、DOWAHD、ディスコ、洋エンジ、千代建、GSユアサ、大日印、明和地所、光
通信、CSK
【海外】
米国外為・債券市場休場(株式市場は通常取引)
20カ国・地域(G20)首脳会議(ソウル〜12日)
トルコ中銀金融政策決定会合
豪10月失業率
中国10月消費者物価指数(11:00)
中国10月小売売上高(11:00)
中国10月鉱工業生産(11:00)
《決算発表》
ウォルト・ディズニー、コールズ

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