日経平均 8870.16(-239.84)
NYダウ 13437.13(-142.34)
米ドル/円 78.03(-0.09)
ユーロ/円 100.24(-1.17)
ユーロ/米ドル 1.2847(-0.0133)
米国債(10年) 1.631%(-0.122)
米国債(30年) 2.822%(-0.121)
WTI原油先物 92.19(-0.70)
NY金 1773.90(-4.10)
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今週の注目指標
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●10/1(月)
9月PMI製造業(英)17:30
前回 → 49.5
8月失業率(ユーロ)18:00
前回 → 11.3%
9月ISM製造業景況指数(米)23:00
前回 → 49.6
●10/2(火)
RBAキャッシュターゲット(豪)13:30
前回 → 3.50%
9月PMI建設業(英)17:30
前回 → 49.0
●10/3(水)
8月貿易収支(豪)10:30
前回 → -5.56億AUD
9月PMIサービス業(英)17:30
前回 → 53.7
8月小売売上高 [前月比](ユーロ)18:00
前回 → -0.2%
8月小売売上高 [前年比](ユーロ)18:00
前回 → -1.7%(修正 -1.8%)
9月ADP全国雇用者数(米)21:15
前回 → +20.1万人
9月ISM非製造業景況指数(米)23:00
前回 → 53.7
●10/4(木)
8月小売売上高 [前月比]
前回 → -0.8%
BOE政策金利発表(英)20:00
前回 → 0.50%
欧州中銀金融政策発表(ユーロ)20:45
前回 → 0.75%
新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 38.2万件
FOMC議事録(米)27:00
●10/5(金)
日銀金融政策決定会合
前回 → 0.00-0.10%
9月非農業部門雇用者数(米)21:30
前回 → +9.6万人
9月失業率(米)21:30
前回 → 8.1%
9月失業率(加)21:30
前回 → 7.3%
9月雇用ネット変化(加)21:30
前回 → +3.43万人
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今週の相場観 by.植木良太(FX専業トレーダー)
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■ 今年も残り3ヶ月!まずは月初めがポイント
今年も早いもので残り3ヶ月となりました。
残りの月を無事に良い成績で終えるためには、
「月初めのイベント」にしっかり対処しておく必要があります。
そのためにもまず、9月の相場を簡単に振り返りたいと思います。
9月のポイントと言えば、
各国が「追加の金融緩和」を進めたことでした。
〜追加金融緩和の動き〜
・欧州中銀金融政策発表(9/6)
→ドラギ総裁が会見で、"無制限"の国債買い入れを発表。
・FOMC政策金利発表(9/12)
→量的緩和第3弾、QE3に踏み切る。
"モーゲージ証券"(MBS)の無期限買い入れを決定。
・日銀金融政策決定会合(9/19)
→資産買入等基金の規模の10兆円増額
このように、通貨安競争を各国が繰り広げて
市場へマネーをジャブジャブと投入していますが、
なかでも特徴的なのは、米国もユーロも"無制限"という
言葉を使っていることです。
これはかなり強いメッセージと受け取れます。
それに比べると、日本がやや弱い感じなのは否めません。
今回の日銀による処置はサプライズ的な見方と取られていますが、
私がそれ程まで感じないのは、上記の差があるからかもしれません。
実際、日銀金融政策決定会合では、
噂で買われて比較的大きな円安には動きましたが、
最終的には円高に動いており、この円安・円高ともに、
どうも利用された感じがしてなりません。
さて、今週は10月に入るということで、
「月始めのイベント」が多いです。
まず、豪州のRBAキャッシュターゲットと
8月貿易収支、8月小売売上高です。
RBAキャッシュターゲットは、利下げ観測もあることから
非常に重要なポイントとなる可能性もあります。
また、翌日の8月貿易収支も、豪州景気の動向を見たり
次回の金利政策の元になる部分ですからこちらにも注目です。
次にユーロの欧州中銀金融政策発表です。
前回は追加金融緩和に動きましたが、
この動きを踏まえて今回どのように動くのかは
ポイントになる部分です。
そして、メインイベントは米国です。
以下のラインナップとなっていますが、
いつものように1番のメインは「雇用統計」です。
●10/1(月)
9月ISM製造業景況指数(米)23:00
前回 → 49.6
結果 →
●10/3(水)
9月ADP全国雇用者数(米)21:15
前回 → +20.1万人
結果 →
9月ISM非製造業景況指数(米)23:00
前回 → 53.7
結果 →
●10/4(木)
新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 38.2万件
結果 →
FOMC議事録(米)27:00
●10/5(金)
9月非農業部門雇用者数(米)21:30
前回 → +9.6万人
結果 →
9月失業率(米)21:30
前回 → 8.1%
結果 →
9月のFOMCでQE3に踏み切ったのは、
雇用統計の悪化が1つの決め手でもありました。
(悪く見せてQE3に踏み込んだということですが…)
仮に、今回も悪いようですと更なる手が必要となってきますし、
もしくはQE3導入達成により良く見せかける、
というのも考えられる手です。
いずれにせよ今週は、月初めの重要イベントの週ということに加えて
前月の追加金融緩和後ですから、特に目が離せない。
そんな週になりそうです。
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先週の注目指標(結果)
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●9/24(月)
9月IFO景況指数(独)16:30
前回 → 102.3
結果 → 101.4
●9/25(火)
7月小売売上高 [前月比](加)21:30
前回 → -0.4%(修正 -0.3%)
結果 → +0.7%
●9/26(水)
8月貿易収支(NZ)7:45
前回 → +0.15億NZD(修正 +0.97億NZD)
結果 → -7.89億NZD
9月消費者物価指数・速報 [前月比](独)21:00
前回 → +0.4%
結果 → 0.0%
9月消費者物価指数・速報 [前年比](独)21:00
前回 → +2.1%
結果 → +2.0%
8月新築住宅販売件数(米)23:00
前回 → 37.2万件(修正 37.4万件)
結果 → 37.3万件
●9/27(木)
9月失業者数(独)16:55
前回 → +0.9万人(修正 +1.1万人)
結果 → +0.9万人
9月失業率(独)16:55
前回 → 6.8%
結果 → 6.8%
8月耐久財受注 [前月比](米)21:30
前回 → +4.2%(修正 +3.3%)
結果 → -13.2%
8月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器](米)21:30
前回 → -0.4%(修正 -1.3%)
結果 → -1.6%
新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 38.2万件(修正 38.5万件)
結果 → 35.9万件
●9/28(金)
8月小売売上高指数 [前月比](独)15:00
前回 → -0.9%(修正 -1.0%)
結果 → +0.3%
8月小売売上高指数 [前年比](独)15:00
前回 → -1.0%(修正 -1.6%)
結果 → -0.8%
9月消費者物価指数・速報 [前年比](ユーロ)18:00
前回 → +2.6%
結果 → +2.7%
7月GDP [前月比](加)21:30
前回 → +0.2%(修正 +0.1%)
結果 → +0.2%
9月シカゴ購買部協会景気指数(米)22:45
前回 → 53.0
結果 → 49.7