日経平均 8534.12(-329.18)
NYダウ 13328.85(-281.30)
米ドル/円 78.41(-0.25)
ユーロ/円 101.56(-0.95)
ユーロ/米ドル 1.2951(-0.0082)
米国債(10年) 1.654%(-0.084)
米国債(30年) 2.829%(-0.136)
WTI原油先物 91.86(+1.98)
NY金 1759.70(-21.10)
今週の注目指標
●10/8(月)
10月NY連銀製造業景気指数(米)21:30
前回 → -10.41
9月小売売上高 [前月比](米)21:30
前回 → +0.9%
9月小売売上高 [前月比:除自動車](米)21:30
前回 → +0.8%
●10/9(火)
第3四半期消費者物価 [前期比] (NZ)6:45
前回 → +0.3%
第3四半期消費者物価 [前年比](NZ)6:45
前回 → +1.0%
RBA議事録(豪)9:30
9月消費者物価指数 [前月比](英)17:30
前回 → +0.5%
9月消費者物価指数 [前年比](英)17:30
前回 → +2.5%
10月ZEW景況感調査(独)18:00
前回 → -18.2
9月消費者物価指数 [前月比](米)21:30
前回 → +0.6%
9月消費者物価指数 [コア:前月比] (米)21:30
前回 → +0.1%
9月消費者物価指数 [前年比](米)21:30
前回 → +1.7%
9月消費者物価指数 [コア:前年比] (米)21:30
前回 → +1.9%
8月対米証券投資 [ネット長期フロー](米)22:00
前回 → +670億USD
8月対米証券投資 [ネットフロー合計](米)22:00
前回 → +737億USD
9月鉱工業生産 [前月比](米)22:15
前回 → -1.2%
●10/10(水)
9月失業率(英)17:30
前回 → 4.8%
9月失業保険申請件数(英)17:30
前回 → -1.50万件
BOE議事録(英)17:30
9月住宅着工件数(米)21:30
前回 → 75.0万件
●10/11(木)
9月小売売上高指数 [前月比](英)17:30
前回 → -0.3%
9月小売売上高指数 [前年比](英)17:30
前回 → +3.1%
10月フィラデルフィア連銀景況指数
前回 → -1.9
新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 33.9万件
●10/12(金)
9月消費者物価指数 [前月比](加)21:30
前回 → +0.2%
9月消費者物価指数 [前年比](加)21:30
前回 → +1.2%
9月中古住宅販売件数(米)23:00
前回 → 482万件
今週の相場観 by.植木良太(FX専業トレーダー)
■ 絶対操作してるだろう、オバマさんよ。
。
。
先週はIMF・世銀総会が開催されたり、
また米国大統領選挙では、今度は副大統領候補が
火花を散らすなど、政治的な側面が強い週となりました。
IMF・世銀総会では中国が欠席するなどありましたが、
何かいない方がスッキリした感じがしたのは私だけでしょうか…。
特にユーロに関する内容が大半でしたが、
それよりもアジア圏での中国や韓国も、実は非常に危ない時期
というか衰退の影が表面化してきております。
中国は景気の後退と、そして野田総理ではないですが
"近いうちに"中国も一度弾けるでしょう。
実際、中国の高官などは海外にお金を逃がしていますからねぇ。
そろそろ崩壊も、展望に入れても良いのではないかと思います。
また、韓国ですが「日韓スワップ」の延長をされることもなく、
ウォン安が強すぎて崩壊も見えてきています。
サムスンなど好調に見えますが、これは完全にブラフで、
韓国経済はかなり傷んでおります。
と、中韓のことはこれくらいにして、
米国の大統領選挙が近づいていますが、
TV討論会以降囁かれるオバマ陣営の劣勢ムード。
フラグかどうかはわかりませんが、たぶん以前よりは劣勢に
立たされているのは間違いないと思います。
まぁ、ロムニー候補もそれほどカリスマ性があるとは思えないですし、
オバマ大統領も前回ほどの強烈なカリスマ性はなく、
なんか今回は凡人対決のような気もしますが、
以前よりも勝敗は分からなくなってきたと思います。
で、先週のメルマガでは「オバマの仕業・・・?」
というタイトルで書き始めましたが、
おそらく今回も、オバマは操作した感じがしてなりません。
まず、これは先々週ですが雇用統計の大幅な改善です。
9月非農業部門雇用者数
前回 → +9.6万人(修正 +14.2万人)
結果 → +11.4万人
9月失業率
前回 → 8.1%
結果 → 7.8%
今までずっーと頑張って色々とやって8%台であったのに、
ここにきて一気に7%台にし、それも0.3%も改善!?
この前までは雇用が悪いことを演出してQE3を引き出し、
ドル安政策に持っていき、それらを達成した途端に
今度は大統領選への指標にシフトした点。
ちょっと露骨過ぎますが、操作しているのは明白ですね。
ここで断っておきますが、米国指標はもちろん
中国指標、その他の国々も自国のご都合主義で
数値なんていくらでも改ざんされています。
所詮、何かを引っ張りだすための数字なのです。
「いや!我が国日本は大和魂の国!断じて不正などない!」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
原発の再稼働や電力不足などの報道で、
再稼働したいがために「電気が足らない…」などと
数値ごまかしているのなんて、考えればわかりやすいですね。
(そうわかっていても、その数字に左右されて投資するのが
投資家の悲しい性なんですケドね…)
そして先週の米指標は、以下のとおりだったのですが…。
●10/10(水)
米ベージュブック(米)27:00
(前回)
・米経済は大半の業種、地域で緩やかに拡大
・雇用:多くの地区で横ばい又は小幅に拡大
・製造業:海外経済の鈍化を背景にまちまち
・小売販売:大半の地区で軒並み増加
(今回)
・米経済活動は12地区で緩やかに拡大している
・個人消費:横ばいから小幅に上向き
・製造業:幾分改善している
・住宅市場:回復、商業不動産市場はまちまち
・雇用情勢:ほぼ変わらず
●10/11(木)
8月貿易収支(米)21:30
前回 → -420億USD
結果 → -442億USD
新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 36.7万件(修正 36.9万件)
結果 → 33.9万件
●10/12(金)
9月生産者物価指数 [前月比](米)21:30
前回 → +1.7%
結果 → +1.1%
9月生産者物価指数 [コア:前月比](米)21:30
前回 → +0.2%
結果 → 0.0%
9月生産者物価指数 [前年比](米)21:30
前回 → +2.0%
結果 → +2.1%
9月生産者物価指数 [コア:前年比](米)21:30
前回 → +2.5%
結果 → +2.3%
10月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値(米)22:55
前回 → 78.3
結果 → 83.1
上記で特に注目したいのは「新規失業保険申請件数」です。
前週が36.7万件(修正 36.9万件)だったのに対して
今週は33.9万件と、これまたイッキに3万人も減りました。
いくらなんでも減り過ぎじゃないですか?
38.2万件(修正 38.5万件)
↓
38.2万件(修正 36.3万件)
↓
オバマ・ロムニーTV討論会
↓
36.7万件(修正 36.9万件)
↓
33.9万件
このように、オバマ・ロムニーTV討論会後急激に減っています。
前回は米雇用統計で影が薄くなりましたが、
こう見ると雇用関係の指標は完全に弄ってますね。
この後も、大統領選を巡って様々な攻防が続くでしょう。
大統領選前の駆け引きや大統領選後(誰が就くかなど)
いちいち情報に左右されて一喜一憂というのも癪ですが、
それでも注目すべき点であることは確かです。
さて、米国と言えばもう1つ、実は問題があります。
それは「債務問題」です。
債務問題?とピンと来ない方は、昨年の7〜8月での米国が
デフォルトになるという一大イベントがあったのを覚えてますか?
つまり、そのことです。
昨年、債務上限を引き上げるために
議会にて政権争いも含んだゴタゴタがあったのですが、
私は当時の配信でもこのように書きました。
「これは延長されただけで解決されてなく、またやってきます」
米国は年内にも、再度この問題にぶち当たります。
今回もすんなりとは行かないでしょう。
大統領選もありますし、年内までに米国はひと悶着、
ふた悶着くらいはありそうです。
昨年の"米国デフォルト事件"に関する詳細について、
会員様は、専用ページのバックナンバーで確認されると良いでしょう。
↓ ↓
「週間レポート8/8〜12(前編)」
先週の注目指標(結果)
●10/8(月)
8月鉱工業生産 [前月比](独)19:00
前回 → +1.3%(修正 +1.2%)
結果 → -0.5%
●10/9(火)
8月鉱工業生産 [前月比](英)17:30
前回 → +2.9%(修正 +2.8%)
結果 → -0.5%
●10/10(水)
米ベージュブック(米)27:00
(前回)
・米経済は大半の業種、地域で緩やかに拡大
・雇用:多くの地区で横ばい又は小幅に拡大
・製造業:海外経済の鈍化を背景にまちまち
・小売販売:大半の地区で軒並み増加
(今回)
・米経済活動は12地区で緩やかに拡大している
・個人消費:横ばいから小幅に上向き
・製造業:幾分改善している
・住宅市場:回復、商業不動産市場はまちまち
・雇用情勢:ほぼ変わらず
●10/11(木)
9月新規雇用者数(豪)9:30
前回 → -0.88万人(修正 -0.91万人)
結果 → +1.45万人
9月失業率(豪)9:30
前回 → 5.1%
結果 → 5.4%
ECB月例報告(ユーロ)17:00
(前回)
・インフレリスクは概ね均衡
・景気リスクは下方向
・経済成長は弱い状態が継続
・国債購入は、ユーロ存続に関する根拠のない恐れへの対策
(今回)
・景気見通しリスクは下方向
・インフレ見通しは概ね均衡
・国債購入は、条件が満たされなければ停止する
・経済成長は弱い状態が継続する
・2013年のインフレ率は2%未満
・政府は、適切な条件下であれば国債購入計画を実施する用意はある
8月貿易収支(米)21:30
前回 → -420億USD
結果 → -442億USD
新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 36.7万件(修正 36.9万件)
結果 → 33.9万件
●10/12(金)
8月鉱工業生産・季調済 [前月比](ユーロ)18:00
前回 → +0.6%(修正 +0.5%)
結果 → +0.6%
9月生産者物価指数 [前月比](米)21:30
前回 → +1.7%
結果 → +1.1%
9月生産者物価指数 [コア:前月比](米)21:30
前回 → +0.2%
結果 → 0.0%
9月生産者物価指数 [前年比](米)21:30
前回 → +2.0%
結果 → +2.1%
9月生産者物価指数 [コア:前年比](米)21:30
前回 → +2.5%
結果 → +2.3%
10月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値(米)22:55
前回 → 78.3
結果 → 83.1